天保異聞 妖奇士 #07 「竜は雲に」

中盤までの展開はなかなか良かったんですが、オチがやや納得しづらい。現代とは法もモラルも違う時代劇の中で罪や罰をどう取り扱うか、というのはいつでもデリケートで難しい問題ではあるんですが、咀嚼しきれないままに無理やり明るく落としてしまったような。エピローグでアトルを匿うために吉原に送り込むくだりも、會川らしい嫌がらせの効いた展開だと思ったのに、客は取らせないって、そりゃあないよ。勿体ない。後でやるというならすごい話ですが。
ともかく次回からは軽めのレギュラーエピソードになりそうなので、切り替えていくのかな。