地獄少女 二籠 #06 「陽のあたる場所」

前回の予告通り、主役格が地獄流しをしない変化球回。
クラスに馴染めず保健室登校している少年、颯太。同じクラスの紀和子に憧れていますが、ストーカーっぽく遠くから見て写真を撮るだけで、直接コンタクトは取れません。全てにおいて無気力な颯太は、偶然紀和子が彼氏に酷い目に遭わされようとしていることを知るものの、閻魔あいには「私は正義の味方じゃない」と断られ、当人にそのことを伝えることもできず、何もしないでいるうちに最悪の結果を招いてしまいます。
結果的に地獄流しではなく、現世での裁きを受けることになっても自らの手で復讐を果たす決意を固める颯太に、ある種の爽快感さえ感じさせてしまう脚本に拍手。その分、後味の悪さは普段に倍するものがありますが。
今日も今日とて憎たらしいきくり。「ハゲ」「年増」ってあんた。あと、この話数からMXTVのデジタルがフルワイド化しました。いいことです。