ちょこッとSister #14 「ねこにゃんとブラジャー」

幼稚園でねこにゃんダンスを踊る話と、ゆりかがブラを披露する話。今回はいつにも増してふぬけた空気が漂ってるよなあと思ったら、絵コンテ:藤本義孝。納得。
原作がちょこ (と周囲の人々) 鑑賞漫画であるのと同様に、アニメも実に正直なちょこ鑑賞アニメです。原作と同様にストーリーではほとんど引っ張らないので、作画が鑑賞に耐える水準でないと残念なことになってしまうわけですが (この点原作はいい仕事)、ここにきてアニメも安定した水準の作画を提供できるようになってきたと思います。今回の作画も全体的にいい感じ。作監:太田謙治。縦長の瞳も、10話のときはまだおっかなびっくりといった使われ方でしたが、だんだん使いどころが分かってきた感じです。
さて、期待のねこにゃんダンスはというと、うーん、あんまり。すごく難しいのは分かりますし、頑張って動かしていたとは思いますが。見せ方の問題もあると思います。ちょこが動きを間違えて最初からやり直しとなった時に、もう一回同じ動画見せるのは芸がないですよ。それも絶対領域を大写しにしたいかにもなカットを。まあダンス回は確実にまだあるでしょうし、むしろ本番はそっちですから、その時にはそれこそ鈴木典光を連れてきてですね、このアニメを「ねこにゃんダンスのアニメ」にしてしまった責任を取ってもらうってことでひとつ。