コヨーテ ラグタイムショー #12 (最終回) 「COYOTE」

ミスターとマルチアーノの決闘。一方で大統領を脅迫して光子爆弾の設置箇所を聞き出すアンジェリカ。アンジェリカから光子爆弾の場所を聞き、止めるために奔走するミスターたち。爆発阻止に成功し、マルチアーノとの結着もつけ、和気あいあいと帰途につくミスター一行と、涙するエイプリルら姉妹たち。まあこんなもんでしょう。しかしマルチアーノは単に「コヨーテが嫌い」という理由でミスターを追いかけていたんですか。つきまとわれたミスターはいい迷惑です。
ミスター vs マルチアーノの対決は、さすがに素晴しい作画。あと、チェルシィの持っていたケータイが京ぽん2だったことについ反応。

総括

全体にとっちらかった構成・脚本でしたが、個人的にはまともな脚本への期待は1話で切り捨てていたので、そこに大きな不満はありません。展開の下らなさ、バカバカしさも含めて、けっこう楽しめました。作画は動きまくっていた1話をはじめ、全体的にいい出来でした。しかし中盤以降、アクションがCGメカ主体になってしまったのが不満。もっと作画で魅せてほしかったですね。
ただ、作品の出来に不満はあれど、原作付きアニメ全盛のこのご時世、けして大手ではないufotableが、リスクの高いオリジナル作品に挑戦したという点は高く評価します。あと、12姉妹はこれで捨ててしまうのは惜しいキャラなんで、キャラ流用して別シリーズでもやりませんかね。悪趣味?