週刊少年サンデー 14号

田辺イエロウ「結界師」。新手の敵と小競り合い。新しいタイプの術使いのようですが、また新手だとするとさすがに話が発散してしまいそうな。あるいは扇あたりが裏で糸を引いてるんでしょうか。
鈴木央「金剛番長」。インターミッション回で、陽菜子が金剛番長の波瀾万丈なプライベートをストーキングの巻。プリンにどこまでも熱い情熱をかける金剛が素敵でした。あと髪下ろして眼鏡をかけた陽菜子が意外に可愛かったのも良し。
金田達也「GUN STRANGER」。「あやかし堂のホウライ」の金田達也の読切48P。ネットを介して世界中に出没するようになった悪しき妖精、「見知らぬ者たち (ストレンジャー)」。童話のキャラクターの姿を模し、心の弱味につけ込んで人間を連れ去ろうとする彼らを狩る、さすらいのガンマンのお話。元々地力のある作者ですが、今回もよくまとまっているなあという印象。女性キャラの描き方が垢抜けてきているのも良いです。
緒里たばさ「クナイ伝」。戦いの結着はまあどうでもいいんだ、大人バージョンになったクナイくんを見て、鈴がどうデレるのかが問題なんだ。