true tears #06 「それ…何の冗談?」

「すごいこと、教えてあげようか。私の方が誕生日遅いから、眞一郎くんの方がお兄さん」
「それ…何の冗談?」
「本当、冗談みたいだよね。おばさんに言われたの。眞一郎くんのお父さんが、私の本当のお父さんかもしれないって」

やっぱり血縁疑惑か! 比呂美が想いを封印しなければならなかった理由はこれ。……とは言い条、ママの態度を見た感じだと、パパと比呂美ママが不倫してたくらいで、血縁自体は実際は白っぽい感じですが。しかし眞一郎パパ、理解がある風な口は利いても妙に家族に関わりたがらない感があると思ったら、そういうことですか!? いや、全部眞一郎ママの妄想という可能性もありますけど。前回から比呂美が不機嫌な顔を眞一郎にも見せるようになったわけですが、これは堅い比呂美の殻を一枚破ったことには違いないわけで、一歩前進ではある訳だ。
そして純が比呂美に正式アプローチして日曜日にデート。相変わらず実に胡散臭い奴ですが、本当はこいつも実の妹が好きという線でしょうか。そして乃絵はいつもの調子で眞一郎にアプローチするものの、「しばらく放っといてくれ」と。ようやく巻き込まれ型の主人公を返上したいという事でしょうか。それでもただでは引き下がらずにベルトをぶん取ってくるあたりは、さすが乃絵です。
一方愛ちゃんは、三代吉に嘘を吐き続けることができずに、本当の気持ちを伝えます。ああぁ三代吉くん、よく分かるよ君の気持ちは。……まあなんだ、やっぱり眞一郎を一発くらい殴っとけ。
前回は演出以下オール海外でしたが、今回はPA Worksの自社回。バスケシーンの作画は相変わらずキレがあって良し。原画に川面恒介。