シゴフミ #02 「ロケット」

前回刺された翔太はそのまま死亡。翔太のシゴフミを読んだ明日奈は遺されたロケットを打ち上げようとするものの、ナイフを取り出したところを刑事に勘違いされて射殺。想像以上に救いのないお話でしたね。大河内一楼らしい引きの強さはさすがでしたが、劇的に見せようとしすぎたのか、展開に違和感を感じることも多かったです。
これまでのところ、シゴフミの設定をあまり魅力的に見せられていないのも気になるところ。1通目 (明日奈父→翔太) は実の娘を告発する内容で事態を決定的に悪化させ、2通目 (翔太→明日奈) はどうしてこの手紙で明日奈の心が動いたのか分からず、3通目 (明日奈→妹) は内容不明、かつ妹の描写自体ほとんどなかったので、フミカのセリフで「世界でもっとも純粋で美しい思い」と言われても感動には結びつかず。