スケッチブック 〜full color's〜 #13 (最終回) 「ひとりぼっちの美術部」

美術部のお花見で、噂の能登キャラがようやく登場。そして数日後、美術室で一人きりになった空が、みなもに貰った写真を元にして美術部員や周囲の人たちを一枚の絵に描く話。
最終回だからって一致団結したりせずに、みんなマイペースで好き勝手にやってて、でもお互いの関わり合いが小さな変化や成長にも繋がったりしてという、このアニメらしい締め括りでした。

総括

終始のほほんとした雰囲気の中にも丁寧で繊細な演出が光っていて、ハルフィルムらしい良いアニメでした。
とにかくユルユルなんですが、その緩さが個人的には性に合いましたし、部活動モノとして見ると驚くほど個人主義が徹底していて、(ドラマを盛り上げるための) 熱血とか団結とかいうありがちな展開に流されないのがなんか面白かったなあと。そんな中でのキャラ同士の緩い繋がり方というのも、見ていて興味深かったところ。