レ・ミゼラブル 少女コゼット #50 「永遠のリング」

ついにコゼットとマリウスの結婚式。幸せ一杯の2人を祝福しつつも、結局自分の秘密を打ち明けられないままにコゼットが自分の元を巣立ってしまったことが心残りで、暗い思いに沈むジャン・ヴァルジャン
コゼットの花嫁姿はさすがに綺麗で、たっぷり尺を取った教会での誓約シーンは、ようやく辿り着いたかと思うと感動もひとしおでした。しかし仕方ないこととはいえ、参列者が知らないキャラばかりだったのはちと寂しかったですね。マリウス側の友人たちは軒並み死亡してるし、コゼット側も友人らしい友人はほとんどいませんし。そんな中で、コラント酒場の親父、修道院の友達、そしてコゼットが助けた母子が顔見せしていたのは良かったです。
しかし、幸福の絶頂にいるコゼットには言い出しにくいというジャンの気持ちはまあ分かるにしても (それだって結婚までの数ヶ月間何やってたんだよという感じですが)、だからっていきなりマリウスに告白し出すってのはどうですか。テンパると明後日の方向に突っ走ってしまうという意味では、意外にマリウスとジャンは似た者同士なのかもしれません。突然自分は徒刑囚だったと打ち明けられたマリウスも、そりゃ反応に困りますよねえ。

  • ようやく刑務所を出られて、2人してモンフェルメイユに戻るテナルディエのおかみとアゼルマ。おかみは程良くダイエットできて、だいぶ毒気も抜けた様子。一方テナルディエは街でジャンとコゼットを見かけて、再び暗躍しそう。ホント執念深いことで
  • 晴れて夫婦になったバカップルのイチャイチャに期待していたんですが、朝チュンはおろか誓いのキスすらなかったことにガッカリですよ