結界師 #36 「烏森炎上」, #37 「志々尾限最期の戦い」

月曜7時枠での最終回。1時間スペシャルで、黒芒楼来襲、対牙銀戦から志々尾の最期まで。アクション、泣かせ両面の山場にきっちりと応える演出、作画が本当に素晴らしく、満足いく出来でした。
作画水準の高い結界師の中でも、恐らくベストとなるアクション回。スタッフも総力戦で、絵コンテ:こだま兼嗣作監:高谷浩利、作監協力:菱沼義仁。原画に小松英司、津熊健徳、新号靖、戸部敦夫、そして何故か中井準。箍が外れたように暴れ回っている感じで素晴らしかったです。前半の濃厚なアクションと表情作画、そして後半姫が暴走する前後の白の動きも面白かった。

総括

1年で一区切りして、今回で月曜7時枠から撤退、深夜に移動となりました。まあ元々1年で黒芒楼編をやって終わりだろうと思っていたので、凡そ予想通りと言いますか。誤算は放送休止が多過ぎて (放送回数は実質3クール弱) 黒芒楼編が終わらなかったことですが、枠移動してきちんとけりをつけてくれるということであれば、私としては文句ないです。心配なのは、枠移動に伴い制作費が減って品質に響かないかということくらい。