東京魔人學園剣風帖 龍龍 第弐幕 #06 「第六夜 宿星編 白虎之章 聖夜は微笑まない」

「宿星編」開始。個展を開きに上京してきた龍麻の養父母を出迎える、魔神学園の制服を着た怪しい男。人質にでも取るのかと思っていたら、やおらアイスピックで……! うわあショックだ。さすが魔人アニメ、容赦ないです。
とあるアングラ系BBSで、「カオス」を名乗る者に煽られた男女が次々と暴行事件を起こしている東京。養父母殺害の実行犯もその一人であったことを知った龍麻は、怒りに我を忘れてカオスを探し暴れ回ります。暴走を止めようとした京一と殴り合いになり、葵まで傷つけて、なお一人で街を彷徨う龍麻。復讐心に取り憑かれた龍麻を京一たちがいかに救済していくのか、という流れでしょうか。
今週のマリィはすっかり龍麻に懐いた姿が可愛かったんですが、もう宿星編が終わるまでこんなほのぼのシーンはなさそうだなあ。そういえばマリィの爆発って、これまでどういう原理なのか分からなかったんですが、炎を吐いてたんですね。しばらくは超強力バーナーとしてラーメン屋で働いてそう。ところで宿星編から新たにサブタイトルに付いた「章」、どんな意味があるんでしょうか。今回は「白虎之章」でしたが、醍醐はほとんど背景でしたし。
新OPがこのタイミングで来ました。1期OP程のリッチさはないものの、雰囲気のあるアニメーションです。一人で苦悩する龍麻と、そんな龍麻を追う京一という構図。京一以外の主要キャラは明らかに一歩下がった位置にるので、やはり最後は京一エンドになるんですかね。苦悩する男が魚にメタモルフォーゼするカットが、動きの良さと鉛筆の線をそのまま生かしたようなタッチで目を引きます。あとは、マリィの背中に羽根っぽいものが生えていたのが気になりました。