東京魔人學園剣風帖 龍龍 第弐幕 #05 「拳武編 第伍夜 護る拳」

拳武編エピローグ回。龍麻たちを襲ったのはニセ冬吾の指図だったものの、暗殺集団として拳武館を組織したのは冬吾自身。館長の指示でこれまで人を殺めてきたことが正しかったのか悩む紅葉は、同門でありながら違う道を行く龍麻に勝負を挑み、という話。実行犯として手を汚してきた紅葉が葛藤するのも当然のことですが、しかし諸悪の根源は冬吾館長にあるような気がしますよ。「しばらく一人で悩んでろ」(意訳) って、ちょっと無責任すぎやしませんかい。
そしてついにマリィ登場。抜群の愛嬌と顔芸は相変わらずで一安心。柳生に捨てられて荒れていたところを龍麻に優しくされて、速攻でオチます。ちょっと安すぎる気もしますが可愛いので良し。あとは、雷人に惚れた扇子使いの女の子にフォローが入っていたのも良かったです。「殺」から「恋」。
作監:牧野竜一、原画に牧野竜一、若山政志、津熊健徳ら。全体的に整ったキャラ作画で、龍麻 vs. 紅葉のバトルが良アクション。苺を欲しがる杏子等、ギャグパートの動きも良かったです。若山政志はここでしょうか。
拳武編はこれにて終了、次回から宿星編開始。次回サブタイは、えーと、「第六夜 宿星編 白虎之章 『聖夜は微笑まない』」。ちょっと、どこまで長くすりゃ気が済むんですか。