レ・ミゼラブル 少女コゼット #28 「拾われた手紙」

慈善家に手当たり次第に慈悲を乞う手紙を出して生計を立てていたテナルディエ。教会で慈善活動をしていたジャン・ヴァルジャンの所にもアゼルマが手紙を届けに行き、ついにゴルボー屋敷に役者が勢揃い。予告にはジャヴェールも久しぶりに登場し、さあ一気にボルテージが上がってきましたよ。
次回予告からすると、テナルディエはジャン・ヴァルジャンがコゼットを連れ去った相手と気付く様子でしたが、ジャンとコゼットはテナルディエ一家に気付かないのかな? まあ10年近く経っているので仕方ないか。次回サブタイが「テナルディエの罠」ですから、ジャンとコゼットが窮地に陥る展開っぽいなあ。しかしジャン・ヴァルジャンは、貧しい者を放っておけないが為にまたもピンチに陥るんですね。まあこれがジャン・ヴァルジャンジャン・ヴァルジャンたる所以ですから仕方ありませんが、それでコゼットまで危機に晒されるのを見ると、ちょっと複雑。
マリウスの所にも金をせびる手紙を届けるエポニーヌ。相変わらず薄幸オーラを出しまくりで、反則のように可愛いです。「娘はあなた様のご好意を期待して、お待ち致しております」という文面が、どことなく売春を匂わせているのもポイント高い。今回のマリウスくんは主に壁の隙間から覗きを担当。ますます際立っていく変態ぶりが頼もしいです。