週刊少年サンデー 26号

田辺イエロウ結界師」。あれ、内通者問題って、結局前回のあれで片付いてしまったのかな? 夜未さんの活躍はなし? ともかく閃が烏森学園に転入、正式にレギュラー化する模様。しかしこんな陰気なキャラだったかな。良守たちの監視任務とのことですが、命令を出しているのが正守だと陰謀の香りもしませんし。
松江名俊史上最強の弟子 ケンイチ」。キサラが猫拳! 元々猫系のキャラではありましたが。爪を武器にするようになるのでしょうか。
椎名高志絶対可憐チルドレン」。皆本のコメリカ時代の女、ついに登場。しかしてその正体は幽霊!? 死んでるおキヌちゃんが好きな一部病んだファン向けの展開が来る?
井上和郎あいこら」。デブ専話。しかし「農水大臣推薦のなんとか還元水」って。もちろんただの不幸な偶然なんですが、完璧すぎるタイミングですね。
桜井亜都「アーティスト・アクロ」。読切48P。「88の陣八」から2年以上経っての再登場となりました。魔法のような不可思議な力、「アート」で人々を感動させる「アーティスト」がいる世界。幼い頃に会ったアーティストに憧れ、自分もアーティストになった少年、アクロ。しかし街に出てきたアクロは、その力で人々の命までも好き勝手にする傍若無人なアーティストの姿を見る、という話。ジャンルとしてはありがちな能力バトルなんですが、発想が面白いし見せ方に工夫があって、アクションへの落とし込みも上手い。画力、構成力も申し分なく、実に手慣れた感触を受けます。「88の陣八」の時も上手いもんだと思いましたが、今回も申し分なかったので次は連載に期待……というか、なんでこういう新人を2年以上放っておくのよサンデー。