週刊少年サンデー 21・22号

田辺イエロウ結界師」。無道さん消滅。こんなオモシロキャラがあっさり退場してしまうのは実に惜しいことですが、まあ最後にショタ無道へとクラスチェンジした姿を見せてくれたので、よしとしましょう。正守と無道、お互いに腹黒くて嘘つき上手で屈折している2人の、近親憎悪と親近感が交錯する最期の会話が良かったです。
井上和郎あいこら」。古い洋館で催されるパーティに出席したハチベエたちが、4体の球体関節人形にまつわる事件に巻き込まれる話。確かに球体関節人形はフェチの極みですよねえ。そして球体関節人形の話とくれば、発端が渋沢龍之介 (澁澤龍彦) になるのは当然として、三ッ矢ラモン → 四谷シモン、ハンス・ベルクマン → ハンス・ベルメール、その妻マルガレイテ → マルガレーテ、ですね。今回は推理物仕立てで、ネームが多いこと多いこと。
椎名高志絶対可憐チルドレン」。新章開始。9年後、薫がパンドラの仲間になり、紫穂、葵を迎えにくる未来シーンから始まって、ラストには兵部も登場。いよいよ本筋のエピソードに取りかかるようです。