桃華月憚 #03 「剣」 補遺

さて、冷静になって再見。
桃香の一連の回想シーンは、現在の桃香ツインテールの幼桃香→イサミヒコの順だったので、やはり過去へと遡っていた様子。イサミヒコが桃花っぽい女の子を奪われそうになり、セキ剣を手にするところから始まる、セキ剣と桃香=イサミヒコの因縁を回想していたのかな。

「いよいよ明日は、上巳の歌会です」「そうだね」「はい」
「上巳の歌会は、いよいよ明日です」「そうだね」「はい」

真琴はやっぱりどこかおかしなキャラだなあ。あと、小悪魔っぽい猫娘初登場。「憶えとけバカ桃花」とか言ってますが、この子1, 2話には出てないんですよね。
作画面では、例のベッドシーン、足や手の演技がエロくて印象的でした。原画に沼田誠也。あと、今回は絵コンテ・演出:今千秋ということで、表情の歪み具合がひぐらし風味でしたね。8話で演出、原画を担当するらしいいまざきいつきの言によると、山口監督は各話スタッフの個性を尊重する方針のようで、そういう意味でも楽しみです。ついでに引用。

いやしかしこの作品、前後が繋がり出すと全く別の景色が見えてくる。自分なりに深読みして、表情付けや演技は徹底して直してきたけど、それでもまだ全然見誤ってた気がする。なんかとんでもないものに関わってしまったのかも。繋がってこその桃華でしょ。

信じて付いていけばそのうち景色が開ける時が来るんですね、という期待・安心と、演出担当氏にしてこう言わしめるほど読みが必要なのか、という不安と。