いぬかみっ! #26 (最終回) 「ヒカリっ!」

地下水路を流された赤ん坊啓太はカッパたちに助けられ、大殺界の力で復活。本性を顕したようこ、なでしこも加わった薫のいぬかみたちと力を合わせ、邪星を倒します。偽の身体で殺された薫は、本当の身体に魂を戻せば復活するとのこと。わざわざ引っ張ったのは、その先は映画でということなのかな。
最終回はスカッとアクションに特化した作りでしたね。全編これ素晴しいアクション作画の連続で、眼福眼福。バトル以外もよく動いていて、特にともはねは泣きじゃくって啓太を呼ぶところの表情作画、最後にバンザイするところ等々、スタッフの愛を感じますよ。エピローグの啓太とようこの追いかけっこも楽しくていい作画。

「あなたは我等闇に生きる者にとって希望の光」

サブタイはここから?ラストのぞうさんアップといい、最後まで立派に変態アニメでした。

総括

オーソドックスな80年代ラブコメをベースに、「変態」というどぎつい調味料をふりかけて出来上がった怪作。私は大好きですよ。
ナウシカパロ、メガネ@千葉繁、マッチョバージョンED等の大ネタから、速水奨の素晴らしい予告、提供絵のお遊び等の小ネタまで、スタッフのサービス精神が旺盛なことには感心します。
作画は波が大きかったものの、動く回は本当によく動いてました。心残りは、斉藤良成回が一回しかなかったことでしょうか。