週刊少年サンデー 39号

星野倖一郎 (原案:安西信行)「MARΩ」。新連載、というか安西信行のアシスタントが描くMARの続編。元アシだけあってクリーチャーたちは旧作そのままなんですが、キャラ絵には安西の影響をあまり感じません。これは好印象です。ストーリーにもちゃんと中身がありますし、構成にも大きな瑕は見られません。「読んでて死にそう」と謳われた最強のネタ漫画から、良くも悪くも普通の漫画に生まれ変わった印象。評価をプラス方向に持って行けるかどうかは、今後次第でしょう。
新井隆広ダレン・シャン」。妹の首筋に食らいつきたい衝動を必死で抑えるってシチュエーションは「クロザクロ」でありましたね。時期的には夏目が原作に影響されたんでしょう。
田辺イエロウ結界師」。新展開は裏会からスタート。夜未さん登場に期待していたら、スカされてガッカリ。代わりに出てきたいい感じに可愛い幼女は、早速箱に食われてしまってまたガッカリ。
モリタイシRANGEMAN」。錬児の未熟で一方的な恋愛感情を鋭く指摘しつつも、大きな愛で文字通り錬児を包み込んでやる奥田がやたらと格好良くて、こりゃ男でも惚れるわと思っていたら、錬児は本当に惚れていた、という凄い展開。やられました。
鈴木央ブリザードアクセル」。吹雪と六花の すごい 相互羞恥プレイ。素晴しい。盗み聞きしている親父がまた泣かせます。