週刊少年サンデー超 9/25増刊号

ご多分に漏れず「葵」目当て。
井上和郎「葵DESTRUCTION! 3」。萌える38歳親父も3回目の登場。例によってやたらとアブない入浴シーンとかをとりまぜつつ、今回は親父の同僚で再婚相手とおぼしき美人が実は、というお話。オチはやっぱり酷くて、さすが井上和郎、俺たちにはできないことを (略) と思いつつ、インパクトではこれまでの超読切には劣るかなと。まあ今は他ならぬサンデー本誌で変態漫画を連載してますから、変態分のストックがあまり溜まってないのかもしれませんね。とにかく早いとこ「井上和郎短編集」をお願いしますよ、小学館さん。
他の新人さんたちの読切は、絵だけなら即戦力レベルが結構いるなあと思いました。期待株はひらかわあや「WESTWARD」、大谷昭「しんら」、明日葉マーク「国盗り当麻」あたり。特に明日葉マークは、少女漫画系由来の端正な描線と、クライマックスでのトーンワークが魅力的。平井希「再来天女」は、少年誌っぽい男子の絵柄と、 美少女系っぽい女子の絵柄のギャップに笑いました。本宮ひろ志くらい違います。こなれてないのは男絵の方なので、こちらを後から移植したのかな?