true tears #04 「はい、ぱちぱちってして」

比呂美に4番が好きと言われて落ち込む眞一郎でしたが、愛子と乃絵にたっぷりとフォローしてもらって立ち直り。2人とも実に健気で可愛いらしいなあ。まあ愛ちゃんは下心アリアリで三代吉が哀れですが。嘘に嘘を重ねて墓穴を掘っていく比呂美の幸薄そうなところもいいです。相変わらず密度の高い脚本で、3ヒロイン均等にキャラが立ってきていて実に好調。それだけに修羅場は辛いものになりそうですけど。
3話までは西村監督コンテでしたが、今回の絵コンテ・演出はなんと安藤真裕。堀川憲司のツテですかね。記号的な心情表現を極力削ぎ落として視聴者に読みを要求する西村コンテと比較すると、コメディタッチの演技も多く、幾分分かり易い感じでしたね。カメラ位置も俯瞰のロングを多用する西村コンテからするとキャラに寄り気味。

  • 「その目、あなたの母親にそっくり」ママ怖えぇぇ。比呂美に辛く当たる原因は、比呂美母との因縁にある模様。パパが昔惚れてた女、くらいで済めばいいんですが、あの怨みようからしてパパと結婚後も不倫してたとか、実は比呂美もパパの子だったりとか、悪い方向にばかり考えが行って困ります
  • 兄貴が乃絵の首筋をガン見していたのは一瞬妹に欲情したのかと思いましたが、ベルトの余り具合を気にしていたのかな? 3話で乃絵を背負った眞一郎の「軽いな」と合わせると、もしや病弱設定?