週刊少年サンデー 48号

田辺イエロウ「結界師」。正守 vs. 扇一郎戦。扇さんの破天荒な力と、敵味方お構いなしな暴れぶりに押される正守。このまま勝負がつくってことはないでしょうけど、正守の反撃があるのか、良守が愛の力で駆けつけるのか、はたまた六郎くんがどう動くのか。
緒里たばさ「クナイ伝」。いずなの正体はバンパイアハンター一族の娘。ただの一般人ではなさそうでしたが、成程そう来ましたか。読切版に比べればクナイの吸血鬼っぽさは薄まっていますが、それでも忍びの血を吸う夜宴一族は駆除対象ということになるのかな。ヒロインと嬉し恥ずかし同居生活、でも正体がバレたら危険というのは、お話を転がしやすそうでいい感じです。
鈴木央「金剛番長」。雷鳴高校に転校してきた金剛番長が、校内を牛耳る理事長のドラ息子を粉砕。その圧倒的な漢気に、息子を取り巻く女たちも一目惚れ！ とりあえず陽菜子さんよりも半裸ギャルズの方が可愛かったなあ。まあどちらも園児には敵いませんけど。
雷句誠「金色のガッシュ!!」。クリアの術で骨と皮までやせ細ったガッシュ。これまでかと思われたその時、ガッシュの本が金色に輝き、放たれた呪文は「ジオルク！」。いやあ、さすが雷句。正直クリア戦はこれまであまり乗れなかったんですが、ここぞという場面では一瞬でハートを掴んでくるなあ。こうなると、シンやバオウのつるべ撃ちでクリアをボコる展開に期待したいところですが、心の力を消費せずにこれまで倒した魔物の呪文を使い放題というのは、さすがに自由度高すぎるような気もするので、どうなるかなあ。